はじめに
仕事のストレスが原因で適応障害を発症、半年の休職を経験しました。私の適応障害の経緯・症状を記事にしました。
適応障害なんて、他人事だと思っていたけどまさか自分が・・・
適応障害になると、多くの人は長期休養が必要になります。また、休職中は、一度社会から離脱するような感覚になり、「自分に価値がない」・「みじめだな」・「職場の人への罪悪感」等、ツラい思いを味わう人も多いかと。
うつ病・適応障害になる前に、仕事から逃げて助かる人が増えればいいな。そんな思いで発信しています。
振り返ると、もっと早く逃げ出すべきだったと思っています。
私の経験を反面教師にして、うつ・適応障害を予防しましょう!
私と同じような方を生み出さないために私の体験をまとめてみました。それでは、適応障害の経緯・症状について経験談をみていきましょう。
適応障害に至った経緯
- 同僚の方の異動を機に、業務量が激増したこと
同僚の方が異動するにあたり、その仕事が全て私に降りかかってきました。この時私が担当していた元々の業務があるにも関わらず、私の仕事量は倍増したわけです。
しかもそのことについて上司からは何の事前の打診もなく、部署の全体ミーティングの場で告げられました。
私は元々業務が多く、残業が多くなっていたので、この場で断るべきでしたが、他の方もいる場で「無理です」とは言えず、泣く泣く引き受けることになりました。
今となっては、この行動を本当に後悔しています。
一度仕事を引き受けて、無理ですというのは難しいので、その前に手いっぱいである旨を伝えておくべきだったと反省してます。
適応障害の症状(初期症状)
業務量が急増した結果、毎日9,10時頃に退社するような日々がざらに。終電までは働く日もありました。
さらに自身の知識不足等もあって、仕事をうまく進めることも出来ず、それもまたかなりストレスがかかっていました。具体的な体の異変は下記の通り。
その当時は、これがストレスからきているものだとは思いませんでしたが、今から振り返ると初期症状だったと思います。このタイミングで業務量の調整等の適切な行動をとるべきでした。
この段階で、対策を取っておくと長期休職は確実に防げたと思う
体の些細な変化を見逃さないこと!初期症状が出てきている段階で警戒を!
休職直前の症状
初期症状が出てきて半年くらい経過した頃、担当していた業務でトラブルが発生し、さらに業務量が増加。
残業も増加し、周囲からのパワハラ的言動も相まって、明らかに身体症状が現れました。
上司からも見放され、「おれはよくわかってないから頼んだ」というセリフは今でも頭から離れません。具体的な適応障害の症状は下記の通りです。
後半は身体的な症状というより、自分の思考・精神的な症状ですね。ただ、この時の精神状態はかなり異常だったと思います。
妻や周りから「休んだほうがいいんじゃないか」と心配されるレベルでした。
明らかに症状が出たら、すぐストレス源から逃げて!取返しがつかなくなるぞ!
さすがに自分でも異常だと認識できました。これがずっと続くと確実にうつ病を発症していたと思います。ここで休職しないとやばい、そんな予感がしました。
限界を感じ、逃げました
さすがにおかしいなと思った私は、上司に「心身の限界なので休みます」とメールを送り付け、携帯の電源を切って会社からの連絡を数日絶ちました。それくらいに追い込まれていました。
そこからは、本当に画像のように布団に隠れて、寝ていました。(この時も疲れているはずなのに寝れない、という感じでした。)
そこから心療内科にいき、診断書を受け取り、半年の休職に入りました。
逃げ方は社会人として相応しくなく、参考にすべきではないですが、無様でも良いので全力で逃げましょう!自分のことを守れるのは自分だけ。
最後に
今回は私が発症した適応障害の経緯・症状について、体験をまとめてみました。ストレスによって体に何らかの異変が出ている方は、仕事から全力で逃げましょう。
やばいと思ったら、逃げても良いんです。
仕事なんかどうにでもなります。
私は職場ひどく迷惑をかけたものの、今は元の職場に戻っています。
復職後は再発をしないことを目標にしています。具体的には、以下を意識しています。
- 業務を持ちすぎないこと(例えば、仕事を振られてもすぐに引き受けない等)
- 人の態度を気にしないこと(いい意味で自分中心)
- 嫌な仕事にはNoを出す
この記事が仕事のストレスで悩んでいる方の参考になれば幸いです。休職中にしていたことも記事にまとめているので、良かったら見てください。