メンタルで休職した方が復職する時の悩み
復職を意識した際に「異動すべきかどうか」悩んでいませんか?私は実際に適応障害で半年の休職期間を経て復職しました。その際になかなか異動すべきかどうか決めきれませんでした。
今回は、私の実体験をお話しすることで、悩んでいる方の何か参考になればよいと思います。
私は異動はせずに現状復帰を選びました。
結論から申し上げると、私は元の職場に復職しました。なぜその選択をしたのか、理由を3つ紹介します。同じような境遇の方がいれば、私の選択を真似していただいてOKです。もし違う境遇の方がいれば、この記事を参考にして自身で決めていただければ幸いです。
理由①人間関係は比較的良好だった。
最大の理由はこれかと思います。同じ職場にいる方との人間関係は問題なかったです。例えば、誰かからいじめられているといったこともなかったですし、無視されることもなかったです。
ほかの部署の人には、パワハラじみたことをしている人もいたので、逆に見ず知らずの部署に異動して人間関係に困るような事態を恐れたのが、元の職場に復職した大きい理由です。
理由②同僚からも業務配慮をしてもらえる
仮に異動したとして、異動先の上司はあなたの事情について詳しく知っています。なので遂行する業務についてある程度の配慮をしてくれます。ただし、新しい同僚はそうとも限りません。例えば、あなたの病気の詳細も知らず、仕事をガンガン振られたりするでしょう。
元の職場への復帰であれば、同僚もある程度メンタルの病気で休んでいることは知っています。そこまでガンガン仕事を振られることもないので復職後の仕事のキツさが軽減されます。ただし、逆に事情を知っているからこそ、腫れ物扱い・気を遣われるのが申し訳なくなるのがデメリットかと。
どちらが望ましいかは、その人がおかれている状況によると思います。私は復職後の仕事がキツいほうが復帰が難しくなると思い、元の職場復帰を選びました。
理由③それなりに知識のある業務をすることができる
私は環境変化にあまり強くありません。過去休職前にも、新しい部署への異動後に未知のことが多すぎて仕事がしんどくなったこともありました。その時は休職までは至らなかったのですが、環境が大きく変わるとそれに伴いストレスもかかりやすくなる体質でした。
ただでさえストレスのかかる復職で、新しい部署で新しい仕事をすることがかなり怖かったです。また、元いた職場ではある程度知識のある業務に携われるのでそういった意味でもストレスが少ないかと思いました。
まとめ
以上、簡単でしたが私が元の職場への復帰を決めた理由3選をお話ししました。私の決定を真似しろと言いたいわけではないです。ポイントは、自身の休職原因をしっかりと認識すること。そしてその原因に対してどうすべきかを考えましょう。
私の場合は元の職場復帰が良いと判断しました。しかし仮に職場でパワハラを受けているといった人間関係に問題がある人もいるでしょう。そういった場合には、元の職場復帰は再び休職のリスクがあります。適宜、ご自身の状況から客観的に判断できることを願っています。
なぜそもそも私が休職することになったのか興味のある方は、こちらをご覧ください。