はじめに:休職前と同じ職場へ復職する方へ
私はストレスによる適応障害で、半年の休職を経て元の職場へ復職しました。異動すべきかかなり悩みましたが、元の職場へ戻りました。
現在、職場に復帰して2か月ほど経とうとしています。本記事では、実際に休職前と同じ職場への復職後を振り返って改めて感じたことについて述べます。
内容は個人的感想ですが、これから復職する方・復帰方法(異動or転職or現状復帰?)を迷っている方のご参考になれば幸いです。
職場環境への適応は比較的ハードルが低い
元の職場なので、復帰後に職場環境(周りがしている仕事等)が大きく変わっていませんでした。また、休職前と同じではないものの、似たような業務ができます。休職期間が長くても比較的すぐに環境に適応できるというのが利点かと思います。
また、同僚も見知った人が多く、人間関係は比較的良好でした。そういう意味でもスムーズに復職できたのかと思います。なのでしばらく休んだ感じはあまりしませんでした。
ただし、デメリットとしては、休職原因となった業務の話を聞いて、過去の辛かったことを思い出す。また、休職前から苦手だった人に会ってしまうということもあります。一長一短だと感じました。
周囲との接し方が難しい(少し気まずい)
休職したことは、周りも周知の事実です。休職は多数派ではなく、物珍しいということもあり、噂は一気に広がります。ただ、周囲のどこまでの人が、私の休職・その原因が広がっているか不明です。
そういったこともあり、周囲のメンバーからの視線やどう思われてるのかが気になり、それがストレスでした。(これは現在進行形です。)直接的に何か言われたりすることはあまりないです。しかし休職した人物として腫れ物扱いされている感じがして、出社が億劫です。
普段からよく話していた仲の良い人物なら気にならないのですが、職場には微妙な距離感の人っていますよね?(少しだけ話したことはあるけど仲良くはない人とか・・・)そういう方に会うとどう接してよいかわからず、ものすごく嫌です。
なので勤務のベースを在宅勤務にし、出社してもエレベーターは使わず極力階段で移動したり、人と会わないように生活しています。笑
週5日フルタイム勤務は恐ろしくキツい
私は復帰して2週間ほどで、フルタイム勤務になりました。残業も禁止されていますし、休職前は深夜まで仕事をしていたため、体力的に懸念はありませんでした。ただ、いざ勤務してみると驚きました。残業もしていない、仕事量もほとんどないにも関わらず、集中力もすぐ切れますし、すぐ疲れてしまいます。
休職することで体力がなくなったのか、それとも適応障害で一度メンタルがやられてしまった反動なのか、わかりませんが、日々恐る恐る仕事をしています。
意識しているのは、仕事から積極的に距離を取ることです。特に用事がなくても有休を取ったり、業務中でも少し休憩を入れてリラックスして仕事するようにしています。可能な方は在宅勤務を利用して、リラックスしながら業務をするのもいいですね。
終わりに
本日は、適応障害で半年休職後、元の職場に復帰した私の感想をまとめてみました。まだまだあるので、またどこかで記事にまとめてみたいと思います。
復帰方法を悩んでいる方やこれから復職を迎える方への何かの参考になれば幸いです。読者の皆さまの休職した理由等、人によって状況が違うと思います。復帰手段(異動・転職など)は慎重に考えましょう。
このブログでは適応障害で休職した私の体験談をまとめています。もし興味あればほかの記事もご覧になってください。