適応障害から復職を決めた理由3選

休職

はじめに

私は適応障害で半年の休職を経験。現在は大きな体調悪化もなく、なんとか社会復帰できています。ところで、休職中の方、復職を決めるのって難しいですよね?

じぇい
じぇい

ところで、休職中の方、復職する時期を決めるのって悩ましいですよね?

今回は私が適応障害から復職を決めた理由3選について、まとめてみました。

 復職判断については、ご自身の体調や気持ちと相談しながら、主治医にも判断してもらってからだと思うんですが、復職判断って医師によってもバラバラでよくわからないですよね?

 よくTwitterで、まだまだ働けそうにない状態なのに早々に復職を決めて、辛そうに働いている方をよく見ると、復職を決めるのって難しいなと感じています。

 私自身も休職中にネットでよく、「適応障害 復職 判断」なんかでよくググっていました。

 すると、医師や専門家のサイトは見つかるんですが、実際の経験者の人の体験談等があまりなく、あまり参考にならないなと思っていました。

 なので、今回、私が実際に休職していたときに、復職を決意したきっかけ・理由について、まとめてみました。例えば、下記のような人に役立つと思います。

★こんな方に向けた記事になってます。

 ・現在休職中で、復職時期について悩んでいる方

 ・復職について、イメージが持てない方

 具体的な体験談として、ご参考になれば。それでは、見ていきましょう!

理由①体調が良くなってきた。

 復職を判断する基準としては、まずはこれがベースではないでしょうか。休職した時は、睡眠障害等が出ており働き続けられる状況ではありませんでした。

 休職後は、波はあるものの、長期的にみると徐々に体調は上向いてきます。日常生活を送るうえで、症状が気にならなくなった段階で、私は復職を考え始めました。

 ただし、悩ましかったのは、仕事を思い出すような特定の場面で体調が少し悪化することです。睡眠中に中途覚醒が起きたりといった症状です。例えば、下記のような状況でした。

体調が悪化したタイミング

復職・仕事のことを考えてしまった時

 職場の同僚は休んだ自分のことどう思っているのかな。あの仕事いまはどうなっているのかな。そんなことを考えてしまう瞬間です。私の場合は特にお風呂に入ってぼーっとしている時にふと思い出してしまうことが多かったです。

職場の人との事務的なやり取りをする時

 定期的に職場から体調確認・休職期間の延長有無の相談等、休職していく上での最低限のやり取りです。この時が一番嫌でした。休んでいることが情けなくなりました。

復職したらはるかにストレスがかかるのに、こんな状態で仕事なんてできるのか・・・?そういう不安が拭えなかったので復職を決めることがなかなかできなかったです。

 ただし、この状況になってから2,3か月は休みましたが、それ以上休んでいても、状況は何も変わらなかったので、実際に復帰してみないとどうなるかわからなかったですね。

じぇい
じぇい

むしろ、復帰してこういった状況を打破しないと本当の回復には繋がらないのかな、振り返ってみると、そう思います。

理由②働いてやってもいいかな、という気持ちになった。

 ずいぶん上からな言い方ですが、本当にそんな気持ちでした。戻ってやってもいいかな、そういう気持ちです。

「何とか休職して逃げ出すことができた。でも、もうあんな状況になるなら、仕事するとか無理じゃね・・・?戻れる気がしないな・・・。」休職したてのころの私は、こう思っていました。

 私は結果的には半年間休職で、適応障害の中では、比較的長めの休みだったと思います。5ヶ月ほど経ったある日、少しずつですが気持ちに変化がありました。

じぇい
じぇい

まあ、このまま働かないのも問題だし、そろそろ戻ってみてもいいのかもな。でも怖いな・・・。

 仕事に対する自分の気持ちが、怖い、無理に決まってる⇒怖いけど、何とかなるかもしれないな、そんな感じで変わっていったのがわかりました。

逆にいうと、社会復帰に対して、自分の中で絶対無理だと思っているのなら、素直にその気持ちに従って休むべきだと、私は思います。

ちなみに、私は復職を決めた際は、次同じようなことになったらその時は、転職しようと決めて、転職サイトにも登録しました。

ある種の開き直りとも言えるかも知れませんが、他にも選択肢があると思える状況が大事なのかもしれません。

理由③ なぜ休職する事態になったのか、自己分析できたから

休職中は時間があるので、なぜ今回自分が休職することになったのか、良く振り返っていました。

具体的には、ストレスを受けたであろう要因・出来事を洗い出して、以下のステップで考えました。

休職した原因についての分析ステップ

自分がその時どう思ったのか、何か身体的・精神的症状があったか

今から振り返ってみて、どうするのが正解だったか

①では自分の性格・思考の癖が少し見えてきます。例えば、私の場合は以下の傾向がありました。この傾向を把握するだけで、自己理解が進み客観的に自分を見れるようになると思います。

 ・役割分担や責任所掌が曖昧なまま仕事を進めるのがかなり苦手

 ・人に仕事をお願いするのが苦手。

②については、正解がわからないものもあると思います。(実際やってみると、どうやってもこれ防げないなと思うものもありました。)

 大事なのは、「次に復帰するときに、どういうことに気を付けないといけないか」、それを理解することです。ここで分析したとしても、実際に復帰してから完璧には意識できないにしても、少し意識するだけで自分を俯瞰してみることができるんじゃないかなと思います。

じぇい
じぇい

休職した原因が自分の中でわかっていると、復職する恐怖も少しは和らぐよね

まとめ

それでは今回の記事は以上です。要するに、以下が適応障害から復職を決めた理由3選でした。

復職を決めた理由3選

体調が良くなってきた。

働いてもいいかな、という気持ちになった。

なぜ休職する事態になったのか、自己分析できたから

最後に、これから復職する方へ

本記事では、適応障害から復職を決めた理由3選についてお話しました。結局はご自身の気持ち・体力の両方と対話しながら、復職のタイミングを決めなけばいけません。

具体的に、復職の時期を判断するのは難しいと思いますし、私も自分の復職タイミングが正しかったのかよくわかりません。

もちろん、長期で休んだので、昇進機会も逃してしまっています。休職中に、優先順位がはっきりと「自分の健康優先」ということに気付いたからこそ出来たと思います。

どういったタイミングで復職するか、なかなかズバッと決断するのは難しいと思いますが、私の体験談を見て、何か決断のご参考になればいいなと思います。それでは、また別記事でお会いしましょう!

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じぇい
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