はじめに
「復職 気まずい」このフレーズでWeb検索した人、いるんじゃないでしょうか?
周りに復職を経験されている方もなかなかいないので、復職って実際どんな感じなのかわからず、自分のこの状態は復職に耐えれるのか、社会復帰に対して、不安を抱えているんではないでしょうか。
私もまさしくそのうちの一人で、webなんかで「休職 復職 気まずい」等、検索していましたが、個人の体験談ってあまり出てこず、結局復職のイメージが掴めることはなく、不安が解消されることはなかったです。ちなみに私は適応障害で半年間休職していました。
復職は気まずい?復職し始めってしんどい?周囲の反応は?この記事では、実際の半年の復職体験を振り返ります。
★こんな方に向けた記事になってます。
・ご自身の復職タイミングを迷っている方
・復職ってどんな感じなのか不安に感じている方
この記事を見ると、復職準備として具体的なイメージを掴めるんじゃないでしょうか?そのご参考になればと。
それでは、みていきましょう!
復職して3ヶ月くらいまでは確実に気まずい
まず、気まずさについてですが、メンタルダウンしたことは周囲に知れ渡っています。その状態で復職するわけなので、当然気まずいです。
表面上は優しく迎え入れてもらっていても、本音はどう考えているかわかりません。被害妄想かもしれませんが、自分の中ではかなり気まずかったです。
初日の気まずさが最高潮でした。でも初日を乗り越えればOKというわけではありません。復職して3ヶ月目くらいまではずっと気まずいですね。
おそらく周りの人は気にしていないんだろうと思います。それでも休職した罪悪感や周囲からの視線をどうしても感じてしまい、気まずさを感じました。
遠慮されてる・気を遣われてる等、人に少なからず迷惑をかけていたんだと感じることがあると、さらに気まずくなっていました。
後は社内で顔見知りの人との打合せやばったり会った時、等も気まずい瞬間でしたね。「あ、こいつ休んだ奴だ」と思われているんじゃないか、そんなことばっかり考えていました。笑
具体的な復職の気まずい瞬間・場面についてはこちらの記事をご覧ください。
体調の変動も大きく、最初は不安定だが少しずつ落ち着いてくる
体調面では、職場での仕事は、毎日として同じことが続くわけではありません。その時の仕事量・ストレス等も日々変化します。もちろん体調もそれによって、大きく変動していました。
復職初期(1-3ヶ月)が特に顕著だったと思います。具体的には、仕事に新しくアサインされた翌日。なぜか、中途覚醒が起きたりしてました。
私自身、主に業務量と質でメンタルダウンしたので、仕事が増えることに対する心配・不安が原因だったのかなと思います。
このように、誰でも復職した方って、場面は違えど体調の変動は出てくるでしょう。
ただし、不眠になったり、動けなくなり、就業不能な状態になるわけありませんでした。1週間なんとか持ちこたえながら、週末の休みで回復。そのサイクルを繰り返すと、いつの間にか体調の変動・波が小さくなってくる、そんなイメージです。
益田先生の解説のイメージを見て、「ズバリその状態!」と思いました。良かったらご覧ください。
体力を戻すには休職期間と同等、もしくはそれ以上のリハビリが必要
私の体力は、半年経った今でも、休職前と同じくらいには戻っていません。休職前には月50時間残業している時も多かったです。でも今では月20時間ほどの残業するのも精いっぱい。残業の日が連続した週末なんかは、へとへと状態です。
特に、復職1-3ヶ月目は残業制限があり、毎日定時帰りだったにも関わらず、とにかく疲弊していました。精神的な気まずさも相まっての結果なのかもしれませんね。1日のうち、8時間仕事するのってこんなにもしんどかったのか、そう思ったのを明確に覚えています。
復職4ヶ月目以降に、少しずつ残業をしていったのですが、残業した瞬間にしんどい。なぜこんなにも体力ないの!? 大丈夫かな。と不安を覚えながら過ごす毎日でした。
半年経って、ようやく1日1時間くらいの残業なら続いても、まあ大丈夫かな。そのような体力の戻り具合です。
これから復職する方も、体力はなかなか戻らないものなんだ。という感じで思っていただいても大丈夫だと思います。
むしろ、あまり期待しすぎずにコツコツと勤務実績を積み上げていけばよいと思います!
でも半年休職したことに対する後悔はない
長期で休むと、復帰がしんどくなるなら、もっと短い休職期間で復職した方が良いのでは!? そう思う方もいるかもしれませんね。
結論を言うと、私はそうは思いません。確かに、気まずさや体力面のしんどさだけを考えれば、休職期間が短いほうが良いです。ですが、そこはやはり体調・自分の気持ちが第一優先です。体調が良くなっていない状態で、無理して復職すると再発の危険があります。
休職期間の考え方については、Youtubeでの樺沢先生の発信内容を参考にしていました。自分が考えるよりも長く休んで再発の可能性を極力下げて、万全な状態で戻ることが、今後の社会復帰をより順調にすることができる、そう信じていました。
休職中はお金の問題もあるので、厳しいかもしれませんが、とりあえず体調・精神を回復させること、これが重要だと思いますので、半年の休職期間に対して後悔はありません。
半年休ませてくれた妻には本当に感謝しかありません!
まとめ
今回は、適応障害からの復職の半年間を振り返って、感じたことをお伝えしました。
・総括すると、体調の波に怯えながら、過ごす復職半年でした。
・復職して3ヶ月くらいまでは確実に気まずい
・体力を戻すには、休職期間と同じくらいのリハビリが必要
・でも半年休職したことに対する後悔はない
休職中の方や復職間もない方、復職の気まずさやしんどさってなかなかイメージがつかないし、体験談としての生の声ってわからないですよね。
私の体験談が、そういった方の何か参考になり、復職をスムーズに乗り切れることを願っています。また、私も日々悩みもがきながら、頑張っていますので、一緒に乗り越えていきましょう。
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それでは今日もほどほどに!
参考:他の投稿
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